多読に関連する先行研究のリストです。

2019年3月24日更新 2020年10月24日移行

作成者:佐々木良造(静岡大学)

更新情報

書籍・文献リスト

  1. 粟野真紀子(2008)「多読用レベル別読み物開発の経緯と今後」『日本語教育学世界大会2008予稿集』3,258,大韓日語日文学会.(Webでの入手不可,CiNiiへのリンクなし)
  2. 粟野真紀子,川本かず子,松田緑編著(2012)「日本語教師のための多読授業入門」アスク出版.(Amazon.co.jpへのリンクはこちら
  3. 池田庸子(2003)「「学習者」から「読み手」へ-日本語教育におけるExtensiveReadingの試み」『茨城大学留学生センター紀要』1,45-54,茨城大学留学生センター.
  4. 池田庸子(2008)「新書を用いた多読授業の実践報告:学部留学生への読解支援の観点から」『茨城大学留学生センター紀要』6, 13-20,茨城大学留学生センター.
  5. 石井怜子,田中和佳子(2007)「JSL中級教科書における読解力の育成–結束性にかかわる学習項目と指導方法の分析」『言語文化と日本語教育』33,73-82,お茶の水女子大学日本言語文化学研究会.
  6. 今井美登里,原田照子(2013)「多読用教材作成のためのリライトにおける複合動詞の扱い : 夏目漱石作『三四郎』の中級以上の学習者向けリライトを例に」『桜美林言語教育論叢』9,115-130,桜美林大学.
  7. 梅村修(2003)「日本語教育における読解指導一extensive readingの試み」『留学生教育』8, 173-182,留学生教育学会.
  8. 大越貴子(2012)「日本語支援講座における体育推薦留学生のリテラシー学習に関する一考察」『拓殖大学日本語紀要』22,61-75,拓殖大学国際部.(Webでの入手不可)
  9. 岡田さやか,高橋亘(2012)「ベオグラード大学における多読時間の取り組み」『日本語教育連絡会議論文集』24, 158-163,日本語教育連絡会議事務局.
  10. 川上麻理(2014a)「カリキュラムに導入した多読授業の実践」『成蹊大学一般研究報告』48, 1-16,成蹊大学.
  11. 川上麻理(2014b)「多読における読書教材の準備と学習者への支援に関する一考察」『総合学術学会誌』 13,27-34,日本総合学術学会.(Webでの入手不可,CiNiiへのリンクなし,国立国会図書館へのリンクはこちら
  12. 川名恭子(2013)「上級学習者を対象とした多読授業一夏期日本語教育C7クラスにおける実践一」『ICU日本語教育研究』9,61-73,国際基督教大学日本語教育研究センター.
  13. 熊田道子(2012)「「自由読書」一「読み」を個人のものとするために一」『早稲田日本語教育実践研究』1,71-83,早稲田大学日本語教育研究センター.
  14. 熊田道子(2016)「Extensive Reading(多読)の実践―「語り」から捉える読みの変化―」『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』42,111-122,東京外国語大学留学生日本語教育センター.
  15. 熊田道子,鈴木美加(2013)「日本語中級前半レベルにおけるExtensiVeReadingの効果」『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』39,31-48,東京外国語大学留学生日本語教育センター.
  16. 熊田道子,鈴木美加(2015)「日本語教育におけるExtensiveReading(多読)の実践」『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』41,229-243,東京外国語大学留学生日本語教育センター.
  17. 国頭美紀,八田浩野(2008)「上級レベルにおける「読書の時間」:楽しみながら自律的に読むことを目指した試み」『文化外国語専門学校日本語課程紀要』21,77-108,文化外国語専門学校.
  18. 江田すみれ,飯島ひとみ,野田佳恵,吉田将之(2005)「中・上級の学習者に対する短編小説を使った多読授業の実践」『日本語教育』 126,74-83,日本語教育学会.(Webでの入手不可)
  19. 小島 祐子(2016)「多読×ビブリオバトル」『イマ×ココ : 言語教育実践』4,26-31,ココ出版.(Webでの入手不可,Amazon.co.jpへのリンクはこちら
  20. 駒井明(1990)「上級の日本語教育 (上級の日本語教育<特集>)」『日本語教育』71,1-15,日本語教育学会.(Webでの入手不可)
  21. 小松晴子(2014)「日本語の学習にとって多読はどのように役立つのか一文型積み上げ式教科書と多読用読みものとの比較を中心に一」放送大学大学院修士論文.(放送大学教職員,学生などは申し込みの上,閲覧可。詳細はこちら)(Webでの入手不可,CiNiiへのリンクなし)
  22. 権藤早千葉(2014)「日本語多読授業の実践報告」『久留米大学外国語教育研究所紀要』21,57-67,久留米大学外国語教育研究所.(Webでの入手不可)
  23. 澁谷きみ子(2015-09-19)「上級読解における「味読」の試み」『日本語教育方法研究会誌』22(2),14-15,日本語教育方法研究会.
  24. 鈴木庸子,駒井利江,カッケンブッシュ寛子(1997-04-05)「上級日本語学習者のための読書支援システム : 本文の内容理解について」『日本語教育方法研究会誌』4(1),22-23,日本語教育方法研究会.
  25. 高瀬敦子(2010)「英語多読・多聴指導マニュアル」大修館書店(Amazon.co.jpへのリンクはこちら
  26. 高橋純子(2012)「〈報告〉 教材の特徴を生かした読みの活動 : 「読むJ641」授業報告」『筑波大学留学生センター日本語教育論集』27,183-193,筑波大学留学生センター.
  27. 高橋純子(2012)「〈報告〉 精読と多読を併用した読みの指導 : 「読むJ941」授業報告」『筑波大学留学生センター日本語教育論集』27,195-206,筑波大学留学生センター.
  28. 高橋亘(2013)「ベオグラード大学における多読時間に対する意識」『日本語教育連絡会議論文集』25, 107-116,日本語教育連絡会議事務局.
  29. 高橋亘(2016)「日本語多読研究に向けた基礎研究―多読活動の類型化の試み―」『言語・地域文化研究』22, 369 -386,東京外国語大学大学院総合国際学研究科.
  30. 高橋亘(2016)「授業外日本語多読活動「日本語多読セッション」報告―3学期間にわたる活動実践を通して―」『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』42, 185 -196,東京外国語大学留学生日本語教育センター.
  31. 高橋亘,海野多枝(2016)「第二言語学習における授業外多読活動の可能性―日本語多読セッション参加者へのインタビュー調査を中心に―」『外国語教育研究』外国語教育学会紀要(19),85-100(Webでの入手不可,外国語教育学会公式ホームページに要旨あり:こちら
  32. 坪内佐智世(2012)「「多読」の試み : 留学生対象科目「日本語」での実践」『教育実践研究』20,23-28,福岡教育大学教育実践研究指導センター.(Webでの入手不可)
  33. 寺朱美(1997)「多読にもとづく漢字習得を支援するシステムの提案 (21世紀への諸課題–連携の可能性を探る) – (マルチメディアと日本語教育)」『日本語学』16(6),101-108,明治書院.(Webでの入手不可)
  34. 寺朱美,北村達也,落水浩一郎,GRAHAM Tomoko,R. LAVIN Anne(1997)「日本語読解支援システムの検証 : MITにおけるアンケート結果の報告」『日本語教育方法研究会誌』4(1),26-27,日本語教育方法研究会.
  35. 中野てい子,原田照子,山形美保子,宮崎妙子,酒井真智子,三上京子(2007)「日本語版グレイデイド・リーダー開発への取り組み一JGR語彙チェッカーの試作と評価一」『思考と言語』107,31-36,一般社団法人電子情報通信学会.(CiNii論文PDF定額アクセス可能)
  36. 二宮理佳(2013)「多読授業が初級学習者の内発的動機づけに及ぼす影響」『一橋大学国際教育センター紀要』4,15-29,一橋大学国際教育センター.
  37. 二宮理佳(2014)「多読と内発的動機づけ、及びメタ認知活動」『一橋大学国際教育センター紀要』5, 17-32,一橋大学国際教育センター.
  38. 二宮理佳,川上麻理(2012)「多読授業が情意面に及ぼす影響:動機づけの保持・促進に焦点をあてて」『一橋大学国際教育センター紀要』3,53-65,一橋大学国際教育センター.
  39. 原田照子(2015)「LMS(Moodle)を利用した多読の可能性 : -多読後のフォーラム投稿文を中心に-」『桜美林言語教育論叢』11,109-125,桜美林大学.
  40. 原田照子,山形美保子,中野てい子,酒井眞智子,宮崎妙子,三上京子(2009)「日本語版グレイデイド・リーダー開発への取り組み一多読用教材等のキーワードの特定とその出現傾向一」『桜美林言語教育論叢』5,71-85,桜美林大学.
  41. 原田照子,山形美保子,中野てい子,酒井痕智子,宮崎妙子,三上京子(2008)「多読のための日本語版グレイデイド・リーダー開発への取り組み:JGR語彙チェッカーの特徴と作品制作における有用性」『桜美林言語教育論叢』4,57-73,桜美林大学.
  42. 深田淳,小林ミナ,出口香(1991)「多読による読解力養成:理論とCALL教材開発」『言語文化諭集』12(2),201-208,名古屋大学.(Webでの入手不可)
  43. 福本亜希(2004)「日本語教育における多読の取り組み」『日本語・日本文化』 30,41-59,大阪外国語大学留学生日本語教育センター.
  44. 古川昭夫他編(2014)「英語多読完全ブックガイド改訂第4版」コスモピア(Amazon.co.jpへのリンクはこちら
  45. ブレットレイノルズ,原田照子,山形美保子,宮崎妙子(2003)「日本語版グレイデイド・リーダー開発に関する基礎的研究」『小出記念日本語教育研究会論文集』11,23-40,小出記念日本語教育研究会.
  46. 松井咲子(2014)「ドラマ的活動を取り入れた多読の実践報告―Reading Community の構築を目標として―」『ICU日本語教育研究』11,21-27,国際基督教大学日本語教育研究センター.
  47. 松井咲子,三上京子,金山泰子(2012)「初級・中級日本語コースにおける多読授業の実践報告」『ICU日本語教育研究』9,47-59,国際基督教大学日本語教育研究センター.
  48. ミィンミィンテイン(2015)「特定課題研究報告 ミャンマー人日本語学習者の授業内多読活動の試み : マンダレー外国語大学の読解授業に組み入れるために」『日本言語文化研究会論集』11,67-94,日本言語文化研究会.(Webでの入手不可)
  49. 三上京子,原田照子(2011)「多読による付随的語彙学習の可能性を探る:日本語版グレイデイド・リーダーを用いた多読の実践と語彙テストの結果から」『国際交流基金日本語教育紀要』7,7-23,国際交流基金.
  50. 三上京子,原田照子,山形美保子,酒井眞智子,宮崎妙子,中野てい子(2010)「JGRを用いた多読の実践と語彙学習」『日本語教育連絡会議論文集』22,59-68,日本語教育連絡会議事務局.
  51. 渡部倫子,徐芳芳,山下順子,横山千聖,老平実加(2015)「日本語多読アセスメントの課題と展望 (特集 第二言語習得と評価)」『第二言語としての日本語の習得研究」18,32-52,凡人社. (凡人社へのリンクはこちら)渡部他(2015)の参考文献リストはこちら
  52. 渡邊奈緒子(2015)「日本語多読に絵本を活用するための試み : 絵本のレベル分けにおいて考慮すべき要素とは何か」『一橋日本語教育研究』4,177-186,ココ出版.(Amazon.co.jpへのリンクはこちら
  53. 渡邊奈緒子(2016)「外国語学習における絵本多読の効果 : 絵本多読の経験がある学習者へのインタビュー」『一橋大学国際教育センター紀要』7,71-82,一橋大学国際教育センター.
  54. Richard R. Day, Julian Bamford (1998) “Extensive Reading in the Second Language Classroom”, Cambridge University Press, New York(Amazon.co.jpへのリンクはこちら
  55. Richard R. Day et el.(2011) “Bringing Extensive Reading into the Classroom”, Oxford University Press(Amazon.co.jpへのリンクはこちら,Kindle 版はこちら
  56. Richard R. Day et el.(2015) “Extensive Reading, revised edition – Into the Classroom”, Oxford University Press(Amazon.co.jpへのリンクはこちら,Kindle 版はこちら)注:”Extensive Reading, revised edition – Into the Classroom”は “Bringing Extensive Reading into the Classroom”の改訂版(2nd Edtion)です。”Extensive Reading, revised edition – Into the Classroom” のほうをお買い求めください。私は2冊買ってしまいました。英語で書かれた文献は,国際多読学会の文献検索サイト(年代順(古い順)アルファベット順)もご覧ください。