多読実践セミナー開催(2023年1月29日)
多読実践セミナー -多読の授業と多読の要素を取り入れた授業の実践-
「多読を授業で実践してみたいけれど、どうすればいいかわからない」「聞いたことはあるけど、実践するのって難しそう」「やっているけれど、自分のやり方が合っているか不安」「やってみたいけど、なかなか時間がとれない」。いろいろな理由から多読の実践はハードルが高いと感じている人がいると思います。しかし、理想的な形で多読を実践するのは無理でも、多読の要素を取り入れて授業を組み立てることはできます。少し多読の要素を取り入れるだけで、新たな授業スタイルが生み出せるかもしれません。本セミナーでは、多読の基本的な考え方や実践方法を紹介するとともに、多読を少し広い範囲でとらえ、多読の要素を取り入れた授業実践について紹介します。
【日時】
2023年1月29日(日)
10:00~12:00(日本時間)
【場所】
オンライン(Zoom)
【参加費】
無料
【登壇者】
門倉正美(横浜国立大学名誉教授)
佐藤淳子(北海道大学非常勤講師)
佐々木良造(静岡大学)
二口和紀子(開智国際大学)
森勇樹(在日米国大使館)
吉川達(佐賀大学)
Wipawee Srisurapanon(サイアム大学:タイ)
【内容】
※一部変更になることがあります。変更時は随時情報を更新します。
〇 多読の授業について
どのような考えのもとに多読の授業を行っているのか、多読の基本的な考え方、使用する素材、実践方法を実例を交えながら説明します。また、多読を実践することで、言語能力の向上にどのような効果があるのかも紹介します。
- 多読の基本的な考え方と実践方法、その効果の紹介(吉川達)
- レベル混在型の多読授業の実践例(吉川達)
〇 多読の要素を取り入れた授業について
理想的な形で多読を実践することはできなくても、多読の要素を取り入れて授業を行うと授業にバリエーションが生まれます。複数の読み物を読む活動や、実際に読み物を作るなど、多読の要素を取り入れた授業実践について紹介します。
- 実践紹介1:「考える」きっかけとしての「読み」(佐藤淳子)
- 実践紹介2:足りなければ自分で作る! やりたい授業と読み物作成(二口和紀子)
- 実践紹介3:海外での授業実践から考える素材としての「たどくのひろば」(Wipawee Srisurapanon)
〇 質疑応答・多読や読解授業について意見交換
【申し込み】
2023年1月27日(金)までに、こちらのフォームにてお申し込みください。
なお、申し込み後1月28日正午までにZoomアドレスについての連絡が届かない場合は、tadokunohiroba[アットマーク]gmail.comまでお問い合わせください。
(本セミナーは、JSPS科研費18H00677(代表:吉川達)の助成を受けて開催するものです。)